DRC ラジエターホース、リザーバタンク交換 その②

D-TRACKER X

こんにちは!

マエドンです!

前回はクーラントを抜き、ラジエーターを車体から降ろすところまでを紹介しましたのでその続きです!

前回記事

今回の記事では組み立て、サーモスタットの交換、クーラントを入れる最後まで一気にいきたいと思います!

早速やってみましょう!

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ファンの動作チェック

今年の真夏でも一度も作動しなかったので、この機会に念のためラジエーターファンの動作チェックしたいと思います。

クーラントの温度がある一定の温度に達すると、ファンのスイッチが回る仕組みになっており、そのセンサーを介さずにバッテリー直でファンが回るかを確認します。

カプラー用のギボシを2本作ります。

ラジエーターから出ているハーネスカプラーに取付けます。

本当はわかりやすい様に線の色を分けた方が良いのですがご了承ください。

プラス、マイナスの順番でバッテリーに直で繋ぎます。

「ブーーーン!」と回りましたのでラジエーターファンは壊れていない様です。

色々と他の方の投稿を見ているとラジエーター作動の設定温度は割と高めに設定されており、作動したことのない方がほとんどでした。

安心してオーバーヒートを起こしてしまわないように、後日センサー、リレー類の点検もしたいと思います。

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ラジエーター、ホース取り付け

ここからは新しいホースを使って組み立てていきたいと思います。

今回使用するのはDRC車製のラジエーターホースキットです。

メーカーサイトより引用

シリコン製ラジエターホースセット。-40度から260度まで耐えるシリコン素材に高強度ファイバーを組込み補強。耐圧性、耐熱性に優れ、過酷な状況下であってもホースの膨張を最小限に抑える。安定した冷却水流を確保することでエンジン性能をフルに引き出す。

とのことです。

色は赤と青の2色がありますが、僕のDトラッカーにも少しずつ青色を入れていきたいと思っていたので青にしました。

このシリーズは多くの車種ラインナップがあるので一度探してみて下さい!

メーカーサイト

車体左側のラジエーターに左右を繋ぐホースをあらかじめ取付けておきます。

それにしても良い青色ですね。

下部分のホースを取付けます。

クランプを入れておくのを忘れない様にしましょう。

ラジエーターを3本のボルトを止め、エンジンにホースを差し込んでクランプを締めて固定します。

続いて車体右側にいきます。

あらかじめ左側に付けておいたホースにクランプを入れて、右側ラジエーターを差し込みます。

差し込めたらクランプのボルトを締め、上の矢印部分のホースを差し込みます。

続いてエンジン下部です。

長さと形さえ間違えなければフィットするように作られていますので、向きを確認しながら取り付けていきます。

ちょっと外側に飛び出ている気もしますが、スムーズに入りました。

続いて長い方ですが、こちらも上下が決まっているので確かめてから取付けましょう。

フレームから出ているラジエーターホースのガイドに通して上部を取り付けます。

下部も問題なく入りました。

二本を束ねるバンドを取り付けて完成です。

ホースが一回り太くなったので走行中に外れないかが心配です。

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サーモスタット交換

本来ホースを外した段階で交換して方が作業をした方が良かったのですが、この機会にサーモスタットを交換しておきたいと思います。

サーモスタットとクーラントを送る弁のような役割を担っており、エンジン内に送るクーラントを送る量を調整してくれています。

水温が高くなれば開き、低くなれば閉じ、万が一サーモスタットが壊れて高音時に閉じたままになってしまうと、最悪オーバーヒートしてしまう場合もあります。

特に交換周期が決まっているわけではありませんが、せっかくクーラントを抜いたので交換したいと思います。

純正部品番号
490541053

サーモスタットは車体左側、先ほど交換したホースの付け根部分にあります。

3本のボルトを外しましょう。

蓋を外すといきなり出てきます。

パッキンが固着して外れにくい場合もありますが、引っ張って外します。

溝の汚れも綺麗にしておきましょう。

新しいサーモスタットと入れ替えます。

注意事項としては矢印の穴が空気穴となっているため、必ず上に来るように取り付けて下さい。

3本のボルトで蓋をして完成です。

締め付けトルク 9.8Nm

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クーラントを入れる

最後にクーラントを入れていきます。

今回使用したのは古河薬品工業(KYK)のロングライフクーラントです。

特にバイク用等特別なクーラントではないですが、値段も安く、薄めたりする必要もなく直接入れることができるので、車にも使わせていただいております。

ちなみにクーラントには一般的に赤と緑があるのでお好みに合わせて使いましょう。

ロートを使ってラジエーターを入れていきます。

どれだけ入っているかは、上から目視で確認するしかないので、煽れないように注意しましょう。

いっぱいになったらラジエーターホースを揉んだりして空気を抜きます。

リザーバタンクにもクーラントを入れましょう。

クーラントを満タンに入れたらエア抜きを行います。

ラジエーターキャップを開けたままエンジンをかけてエンジンを温めます。

エンジン温度が温まるとサーモスタットが開き、見えているクーラントに流れができるように見えます。

たまにアクセルを煽ってやると気泡がボコッと上がってきますので、それがクーラントの通る道の空気が抜けている証拠です。

気泡が出るとクーラントの水位が下がりますので、クーラントを足すの繰り返しで気泡が出なくなるまで繰り返します。

エンジン温度が上がりすぎてしまうとクーラントが沸騰し、沸騰したクーラントが溢れ出てきて大変危険ですので、様子を見ながら沸騰してきたらエンジンを止めましょう。

シュラウドを戻して完成です。

今回取り付けたDRC社製ラジエーターホースは、色がとても良くエンジン周りのアクセントとしてかなりカッコ良くなりました。

ガソリンホースもそうですがホース類は紫外線等で劣化しやすいにも関わらず、カスタムの優先度が低い傾向があります。

レース車両ではないのでオーバースペックなのかも知れませんが、車両の見た目も若返りとても気に入っています。

今まで何度かクーラントの交換はしたことはあったのですが、ラジエーターを降ろすところまでは無かったのでとても勉強になりました!

クーラントの交換の練習がてら変えてみてはいかがでしょうか。

ほなまた!

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