DRC ラジエターホース、リザーバタンク交換

D-TRACKER X

こんにちは!

マエドンです!

今回はクーラント、水回りの交換をしたいと思います!

一般的にバイクのクーラント交換時期は2〜3年が目安と言われています。

オイル交換に比べるとメジャーなメンテナンスでは無いですが、水冷バイクのエンジンを冷やしオーバーヒートを防ぐとても大切な部分です。

作業自体は、古いクーラントを抜く→新しいクーラントを入れる→エア抜きとどのバイクも共通で単純作業なのですが、以前よりリザーブタンクの割れ、ラジエーターホースの劣化、ウォーターポンプ周りのガスケット劣化が気になっていたので、クーラントを抜くこの機会に一気に交換したいと思います!

他の水冷バイクに乗っている方も是非参考にして下さい!

早速やってみましょう!

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クーラントを抜く

まずクーラントを抜くためのドレンボルトですが、Dトラッカーの場合車体右側のブレーキペダルの下ぐらいの、覗き込まないと見えない位置にあります。

ボルトを抜くと勢いよくクーラントが飛び出てくるので、大きめのバット等受け皿を下に置いておきましょう。

僕はいつもオイル交換で使っているバットを使用しました。

かれこれ10年ほど使用していますが、耐熱性はもちろん柔らかい樹脂製ですので割れることなく重宝しています。

写真でも臨場感がひしひしと伝わってきますが勢いよく飛び出してきますね。

勢いが弱い場合はラジエーターキャップを外してみて下さい。

ドレンボルトのガスケットは消耗品ですので、この機会に交換しておきましょう

純正部品番号
110610418

くれぐれも走行直後など、エンジンが温まっている場合はエンジンが冷えてから作業をして下さい。

緑色で清涼感のある液体ですが、エンジンが温まっている時には普通に熱湯ですので火傷します。

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リザーブタンク交換

リザーブタンクがご覧の通り、割れをコーキングで補修しています。

最初はとても小さい割れでコーキングも目立たなかったのですが、どんどん割れが広がっていき最終的にこのような不細工な形になってしまいました。

リザーブタンクを外すためにはサイドカバーを外す必要があります。

矢印のボルト3本を外して下さい。

リザーブタンクはボルト2本でフレームに固定してあります。

タンクが外れたら蓋を開けて、中に入っているクーラントを出します。

空になったら上下のホースを外します。

無事に外れました。

こういった樹脂系のタンクは経年劣化で割れてきますので、絶版車等古いバイクについては純正部品も売り切れていることがほとんどです。

僕の所有しているKDX125SRについても新品がもう廃盤になっており、割れてしまうと補修するかオークション等で状態の良い物を探すのですが、状態の悪い物でも高額になってしまいます。

あまり高価な物では無いので、こういった専用の消耗品については新品が買えるうちに買っておくことをお勧めします。

純正部品番号
430780044

逆手順で上下のホースを取付け、ボルトで固定します。

クーラントをタンクに入れるのはエンジン側が終わってからにします。

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ラジエーターホースを外す

クーラントが全て抜けたので、ホースを取り外していきます。

作業するためにシュラウドを外します。

車体右側には2本のホースがあります。

2本を束ねているバンドを外します。

このパーツは手で簡単に外れます。

ラジエーターホースはクランプで固定してあるので、ドライバーで一本ずつ外していきます。

クランプを外して引っ張って抜きます。

引っこ抜く際にクーラントが飛び出る場合もあるので気を付けて作業して下さい。

僕は勢い余って目に入ってしまい、しばらく目を洗いました。

上がい終わると次は下です。

もう一本の方も同じ要領です。

どんどん外していきます。

外れました。

ホースがないとアクセントが無く変な感じですね。

続いて反対側も外していきます。

反対側は1本だけです。

同じようにボルトを3本外してシュラウドを外します。

反対側同様クランプを外します。

あっという間に外れました。

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ガスケット交換

以前よりこの辺りのガスケット周辺からクーラント漏れが気になっていまいした。

せっかくクーラントを抜いてホースも外したので、オイルポンプカバーのガスケットも交換したいと思います。

矢印のボルト3本を外します。

ボルトを外してカバーを外します。

固着して外れない場合はプラハン等で軽く叩いて下さい。

カバー側、エンジン側の古いガスケットを除去します。

ガスケットが古い場合ガスケットがこびり付いているケースがほとんどですので、マイナスドライバー、カッターナイフ等を使い、慎重に剥がします。

表面に傷がついてしまうとそこからクーラントが漏れる場合があるので、慎重に作業をしましょう。

新品のガスケットに交換します。

ガスケットを再利用できる場合もありますが、あまりカバーを開ける機会もないので新品に交換をしました。

純正部品番号
110611478

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ラジエーターを降ろす

ラジエーター左右を繋いでいるホース交換のために、ラジエーターを外します。

上矢印のホースを外し、下矢印のクランプのボルトを事前に緩めておきます。

手の届きにくいところにクランプのボルトがあるので、メガネレンチ等を使ってボルトを緩めていきます。

ラジエーターファンのカプラーがちょうどタンクの下にあり、タンクをずらさないとカプラーを外せない構造になっています。

3枚の写真矢印のボルトを外してタンクをフリーにします。

分かりづらいですが青、黒の線が繋がっているカプラーが、ラジエーターファンのカプラーになります。

タンクをずらした際には掃除もしておきましょう。

ラジエーターを固定している3本のボルトを外します。

無事に外れました。

反対側も同様に3本のボルトを外します。

こちらも無事外れました。

無事にラジエーターも降ろすことができました。

クーラントを抜く手間はあったものの、作業自体はそんなに難易度のたいものではありませんでした。

次回の記事ではラジエーターファンのチェック、組み立てをしていきたいと思いますのでお楽しみに!

ほなまた!

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