こんにちは!
マエドンです!
前回の記事でキャブレターのオーバーホールが完了しましたので、車両に取り付けていきたいと思います!
早速やってみましょう!
油面を調整する

油面調整とはフロート室のガソリン量を調整するとても大事な調整でして、ゼファー1100のような4気筒エンジンの場合4つのキャブの油面を均等にしないといけません
ガソリンがフロート室に入るとフロートが浮き、フロートバルブを押して入ってくるという仕組みになっていますので、フロートの高さを調整してやる必要があるわけです
分かりにくい説明ですみません



フロート室に入ったガソリンの油面を可視化するために、透明のドレンホースを上に曲げて取り付けます
ドレンホールは耐ガソリンのものを使用しましょう


キャブへガソリンを送るホースを取り付けて準備完了です
純正ホースの内径は7.3ミリのようです


油面調整専用の台なんかもあるみたいですが、頻繁にする作業では無いので万力に挟んで固定しました
いつもお世話になっているガソリンタンク(通称点滴)はアストロプロダクツさんのやつです


水平器で水平を出して全てのキャブのドレンスクリューを緩めます


ゼファー1100の油面規定値はボディとの繋ぎ目(写真の黄色い点線)の下0.5mm〜上1.5mmとのことでなかなかシビアですね
1番、2番目にキャブは大丈夫そう


4番目のキャブの油面がかなり高めなので調整します


ガソリンを抜いてキャブを逆さまにし、フロートを取り外します

調整板の角度を微調整して油面を確認します
地道でめんどくさい作業ですが滅多にしない(したくない)作業なので根気よく頑張ってください

油面もいい感じに調整できました
何度調整しても油面が出ない場合は、フロートの歪み、穴やフローバルブの劣化などが考えられますので点検しましょう
ホース類取付


メインのフューエルホースを先程の油面調整で使った時に短くカットしすぎたので、元々付いていたホースと同じ長さでカットしました
ホースのバンドも僕はこのタイプが使いやすく重宝しています



キャブの吹き返しを外に出す?ホースもカチカチに固まっていたので新品に交換します


負圧ホースもカチカチに固まっていたので、元々付いていたものと同じ形になるように作っておきましょう
マニホールド交換


マニホールド、エアクリのダクトも劣化して固くなっており、二次エアの原因になるので新品に交換します
まずはエアクリーナー側4つですがもちろん純正のものを使用します
純正部品番号
14073-1637 エアクリダクト


縁にシリコングリスを薄く塗りダクトを押し込みます
矢印のチョボに切り書きを合わせます

かなりキレイになりましたね

続いてエンジン側のマニホールドですが、キャブを引き抜いた際に千切れてしまうほど劣化していました
マニホールドの上下にボルトで固定してあるので取り外します


全て取り外したら取付面をキレイにしましょう


マニホールドも4つとも新品にします
純正部品番号
16065-1253 マニホールド

取付面にそれぞれパッキンが付くのでシリコングリスを薄く塗って取り付けておきます
純正部品番号
92055-1295 マニホールドパッキン


締め付け過ぎると二次エアの原因になりますので注意して締め付けましょう


エアクリダクトの固定バンド(バネみたいなやつ)も錆が出ていましたので新品に交換しました
純正部品番号
920811457 バンド
マニホールド側のバンドはまだ使えそうなので再利用します
ケーブル類交換


長期不動車なのでケーブル類も新品に交換します
特にスロットルケーブルは取り回しの関係で、キャブを外さないと交換が困難とのことなので変えておきましょう
純正部品番号
54012-1649 引き
54012-1650 戻し

グリスアップして戻し側を奥に入れます


グリスアップして引き側を入れて蓋をします

フレーム下を通してキャブのところまで持ってきます
引き、戻しがどちらか分かるようにマスキングテープ等で印をしておきましょう


チョークケーブルも新品に交換しました
純正部品番号
54017-1143 チョークケーブル

ゼファー1100のチョークは左側のハンドルスイッチにレバーが付いているタイプなので、スイッチ裏のボルト2本を外します

グリスアップをしレバーにタイコを取付けてスイッチに納めます

蓋をして完成です
意外と簡単ですね
キャブ取付

いよいよ最後の関門キャブを車体に戻していきます
取り外した逆の手順をするだけですがなんせこのクリアランスはきつい…
マニホールド、ダクトの内側にシリコングリスを塗っておきます


シリコンスプレーをマニホールド、ダクトにたっぷり塗ります
これで滑りを良くし表面を保護する目的です

スロットルケーブルをキャブに取り付けます
引き、戻しを間違えないようにしてください

ケーブル、ホースに注意しながらキャブをゆっくり押し込みます

滑りが悪ければ追いシリコンスプレーをしてください

奥まで入ったらマニホールド側に4つちゃんと入っているかを確認しましょう
分かりづらいですが写真の手前から2つ目のマニホールドが噛んでしまっていますので、キャブを上下に揺らして入れます

20分ほど格闘し何とか治りました
マニホールドのバンドを仮止めしておきましょう


エアクリーナーを動かしてダクト側を取り付けます
4つ全て入ったらエアクリを固定しダクトにバンドをかけます

30分ぐらい格闘し何とか入りました
純正エアクリボックスは後ろに1cm〜2cmほどしか動かないのでかなりカツカツですので、ケーブルやホースを挟んで破損しないように注意しましょう
4気筒ということもありキャブレターのオーバーホールは大変でしたが、単気筒等よりも部品が多いだけなので時間をかければなんとかなるもんですね(あまり頻繁にはしたく無いですが)
エンジン始動までまだまだかかりそうですが、コツコツやっていきたいと思います
ほなまた!


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