CT110 レストア④ 電装系 6V→12V化

CT110

こんにちは!

マエドンです!

前回キャブレターのオーバーホールも終えたので、今回は電装系の整備をしていきたいと思います!

ほとんどのバイクにはバッテリーが積んであり、ヘッドライト、テールランプ、ウィンカー、ホーン等の保安部品はもちろん、電気で点火をしガソリンに火を付けています

そんなCT110の電装系は旧車でよく見られる6V仕様になっており、6Vはとにかくヘッドライト等が暗く夜間の走行も危険です!

まだ電装系は未チェックの状態で手を付けていないので、どうせならいっそのこと12V化して電装系を強化してやりたいと思います!

早速やってみましょう!

スポンサーリンク

12V化について

12V化については色んな方法がありネットでも紹介されていますが、12V化キットというものがいくつか販売されており簡単に12V化をすることができるようになっています

その中でも今回は、モンキー等4miniパーツで大変有名な田中商会さんの12Vキット選びました!

選んだ理由としてはバッテリーボックスが付属しておりセット内容が充実している点、説明書も分かりやすく取り付けが簡単と評判が良かったのでこれに決めました

とはいえ他社のキットも大差は無いので、迷ったらこの田中商会さんの商品で間違いないと思います!

12V化に必要な部品、ハーネス、バッテリー、カラーでわかりやすい説明書が付属しています

スポンサーリンク

12Vキット取り付け

フレームカバーを外し、フレーム下にある古いレギュレータを外します

カプラーも外してしまいましょう

新旧を比較するとサイズが全然違いますね

固定方法どうしよかな

新レギュレータのカプラーを入れます

説明書によると矢印の黄色配線にキット付属のレギュレータ(小)を取り付ける黄色、黒色のハーネスの黄色の線を付属の圧着タップで取り付けるようです

後々の取り回しを考えてハーネスを直接圧着するのでは無く、取り外し可能なようにギボシを作りました

バッテリーボックスを取り除きます

リレー等がバッテリーボックスに固定されているので、フリーにしておきましょう

フレームの中を通して、車体側の黄色と結線します

黒色の線はクランクケースカバーのボルトに取り付けてアースします

綺麗に納まりましたね

続いて抵抗器は取り除いて絶縁処理をします

抵抗器は先ほどの旧レギュレータの下にありますので取り外します

ビニールテープを巻いて絶縁処理をしました

スポンサーリンク

バッテリーボックス加工

バッテリーボックスを取り付けるのですが、色々な方の記事を見ているとそのままではサイズが合わないためフレーム、バッテリーボックスに少し加工が必要なようです

フレームのバッテリーボックス取り付け場所の幅が、ボックスの幅よりも若干狭いためリューターで矢印の出っ張りを切ってしまいます

こんな感じに切ればオッケーです

続いて奥行きの問題で、バッテリーボックスの裏のチョボが邪魔なようなので除去します

見えない部分なので思いっきって削りました

ここで問題発生

バッテリーボックスが奥まで入り切りません

15mmほど入っていないようなので追加で削っていきます

ちょうどいい?幅の出っ張っている部分を切り取る事にしました

フレームの中で雨が当たることもないので、入ればいいやとちょっとヤケです

無事入りました!

ここでまた問題発生です

バッテリーボックスの蓋がフレームに干渉してしまいます

躊躇する事なく削りました

見た目は汚いですがサイドカバーで隠れる部分なので良しとします

純正部品番号
50380-GK4-631

ガンガン削ってしましましたが、付属のバッテリーボックスはキャブのスーパーカブ用純正のものなので、失敗してしまったらこちらの部品番号で注文しましょう

スポンサーリンク

バッテリー、リレー等取り付け

バッテリーボックスも無事納まりましたので、付属のバッテリーの下に敷くクッションを取り付けます

こちらもスーパーカブ純正品です

純正部品番号
50383-GK4-630

バッテリーに付属のハーネスを取り付けます

親切にヒューズボックスも付けてくれていますね

ヒューズの付いている赤い線がプラス側、緑の線がマイナス側です

バッテリーをマイナス側が奥にくるように入れます

蓋を閉めて説明書の完成イメージの写真のような配置になるように、CDI、レギュレータ(小)を取り付けて…..

あれ?

レギュレータ(小)がこの位置であれば、どう頑張ってもサイドカバーが閉まりません

問題のレギュレータ(小)を別の場所に移し、ウィンカーリレー、CDIのハーネスを延長して取り回しを変更したいと思います

CDI、ウィンカーリレー用の延長ハーネスを、余裕を見て200mmほどで作りました

もうちょっと短くても良かったです

スペースのあるエンジン側にハーネスを寄せます

元のカプラーを奥に押し込み、それぞれ延長ハーネスだけ出てくるようにしました

やっぱり長すぎたかな

最終こんな形で納まりました

ウィンカーリレーが浮いているので追々考えたいと思います。

サイドカバーも干渉せず取り付れました

レギュレータ(小)は旧レギュレータの場所に取り付けました

レギュレータ(大)は迷った結果タイラップで固定しました

こちらも追々場所を探します

全て結線、配置が終わりましたので点火チェックします

全く良い写真が撮れませんでしたが無事点火しました!

やっぱこの瞬間は嬉しいもんですね

完成です!

フレームとエンジンの間にハーネスが増えましたが、カバーが付くと全然気になりません

CT110用というものの少々加工が必要ですが、必要な部品が全て揃っておりとても簡単に12V化することができました

30年程前のバイクですので、使用、保管状況にもよりますが電装系がダメになっているケースが多いです

6Vのまま不良箇所を交換していくのも一つですが、リフレッシュするという意味でもこのキットはとてもおすすめです!

次回はいよいよガソリンを入れてエンジンを始動させたいと思います!

無事エンジンはかかるのか!?

ほなまた!

コメント

タイトルとURLをコピーしました