こんにちは!
マエドンです!
今回はずっとそのままにしていたKDX125SRのタイヤ交換をしたいと思います!
オフロードタイヤは通勤等オンロードで使用する場合は、オンロードタイヤに比べて寿命が早い傾向にあります。
ゴツゴツとしたたくさんの山で構成されているため、オンロードタイヤのようなツルツルな表面に比べると路面との設置面も小さくなりますので早めの点検をお勧めします
オフロードバイクは林道やモトクロスコース等、用途に合わせてタイヤを選ぶことができるので、是非タイヤ交換はマスターしておきたいですね!
以前にDトラッカーXのタイヤ交換をしましたので、要領は同じだと思いますのでこちらもチェックしてください!↓
早速やってみましょう!
使用するタイヤについて
写真ではわかりにくいですが今履いているタイヤは山がなくなっており、ひび割れや硬化がひどいです
タイヤ側面も割れていますので、これは非常に危険でバイク屋さんに持っていくと即交換と言われるレベルです
KDX125SRはスイングアームに当たってしまうので、リアは純正タイヤよりも大きいサイズを履きたい方は慎重に探しましょう!(KDX250等のスイングアームを流用している方が多いようです)
僕の好みとしては前後同じパターンのタイヤがよかったので、純正サイズで前後パターンのもので探しIRC社製のGP-21(フロント)とGP-22(リア)にしました!
見た目はかなりオフロード寄りのパターンですが、ONもOFFもオールラウンドに対応できるとのことでコスパもかなり良いのでお勧めです!
ホンダCRF250Lの純正タイヤにも採用されているそうなので、品質も間違いないですね!
何よりかっこいい!
フロントサイズ 2.75-21
リアサイズ 4.10-18
メンテナンススタンドを立てる前に
アクスルシャフトは締め付けトルクが大きいので、転倒防止のため必ずメンテナンススタンドでバイクを持ち上げる前にナットを緩めておきましょう!
メーターギア、ケーブルの取り回しも忘れないように写真を撮っておくことをお勧めします
メンテナンススタンドを上げて準備完了です
オフロードバイクは基本的にセンタースタンドがないので、メンテナンススタンドはかなり重宝してます!
タイヤを外すときはもちろんですが、チェーンのメンテナンスや洗車でも作業効率がかなり上がるので持っておいた方がいいです
僕が使用しているアストロプロダクツ社製のMXスタンドは、作りがしっかりしていて頑丈なのですがスッと軽く上げることができるので、どれにしようか迷っている方お勧めです!
リアタイヤを外す
アクスルシャフトを抜いてリアホイールを外します
チェーンをスプロケから外すコツは、一度ホイールを前にずらしてからチェーンの遊びを作ってから外すといいでしょう!(チェーンを触る時は手袋をした方がいいです)
リアはフロントよりも重いため、バランスを崩してバイクが倒れないように慎重に外してください
ムシドライバーでムシを外し、空気を抜きます
バルブのナットも外しちゃいましょう
前オーナーがビートストッパーを付けていたようなので、ナットを外しておきます
お馴染みの?unit社製タイヤチェンジャーのホイールをセットします!
付属のシャフトもピッタリでした!
ブレード位置を調整し、ビートを落とします!
2台目なので慣れたもんです!
タイヤレバーを使ってタイヤを外していきます。
今回もデイトナ社製のタイヤレバー(ロング)を使用します!
先端が薄く横に広いため本当に使いやすいのでお勧め!
ヒビが想像以上に酷くタイヤが破れてしまいそうです。
片側外れました!
ビートに白い粉がいっぱい付いており、おそらくリムの内側が腐食してえらいことになってしまってそうです
チューブを抜きます
チューブはまだ硬化していませんが、せっかくなので交換します
タイヤレバーと足でタイヤをホイールから外します。
あんまり思いっきりやるとケガやホイールに傷が付いてしまいますので、周りに気をつけながら作業しましょう
Dトラッカーのラジアルタイヤより簡単に外れました。
リムの内側が案の定腐食がえらいことになっていました
リム交換レベルかもしれませんが、とりあえず耐水ペーパーで錆、汚れを落として今回は再利用します
ビートストッパーも腐食が酷かったので、新しいのは用意していませんが撤去します
リアタイヤ取り付け
新しいタイヤを組んでいくのですが、今回はチューブ、リムバンドも新品に交換をしたいと思います。
今回使用したチューブ
フロント
リア
リムバンド
フロント
リア
Dトラッカーのタイヤ交換にも使用したビートクリーム
前回も言いましたが本当にちょうどいい量です
リムバンドの穴をバルブ穴と合わせて取り付けます
リム内側の錆落とし頑張ったのですが時間切れでした
タイヤには進行方向が決まっているので、矢印の方向に進むように向きに注意しましょう
間違えるとタイヤはめ直しです
斜めにスルッと入れます
大体入りますが、入らない場合はタイヤレバーを使って入れてください
片側が入ったらチューブに軽く空気を入れます
シワが伸びる程度で大丈夫です
タイヤの内側にチューブを入れ、バルブを穴から引っ張り出します
バルブが中に入り込まないようにナットを仮止めし、タイヤレバーでチューブを破らないようにムシを抜きます
タイヤレバーでどんどん入れていきましょう!
タイヤをリムに入れては固定して次…… を少しづつ繰り返して進んでいきます
いよいよ最後!
入った〜!
この瞬間は本当に声が出そうになります
チューブが噛み込んでいないかを確認しましょう
タイヤの種類のせいかDトラッカーの時よりも楽でした
ムシを入れて、恒例のビートが上がる「パン!」という音が鳴るまで空気を入れます
この音も最高です
リア完成です!
やはり新品タイヤは角があってかっこいいですね!
フロントも同じ要領でやっていきましょう!
フロントタイヤ交換
タイヤを外します
ここからはリアと同じ要領なので解説は少なめで早送りします
ビートを落とす前にムシを抜きます
今回使用したunit社製タイヤチェンジャーですが、16〜19まで対応とのことでしたのでKDX125の21インチのフロントホイールでは使えないかと思っていましたが、ブレードを一番広い設定にするとギリギリ使えました!
タイヤレバーでタイヤの片側を外していきます
チューブを抜きます
リアよりも簡単に取れました!
フロントのリム内側の腐食はリア程では無かったです
勝手な推測ですがリアにはビートストッパーが付いており、ボルトの穴が空いていたためもしかしたらそこから水が侵入し腐食が進んだのかもしれません
ビートクリームを塗ります
内側も忘れずに!
リムバンドを取り付けバルブ穴と合わせます
タイヤの内側に入れやすいように少し空気を入れて
タイヤ内に入れたらムシを抜きます
タイヤをどんどん入れていきます
フロントはリアよりもさらに入れやすかったです
空気をビートが上がるまで入れます
取り付けて完成!
いかがだったでしょうか!?
前回のDトラッカーの時に比べて、タイヤ種類や僕自身の経験値の関係で簡単に交換することができました
タイヤは安全面はもちろんですが、見た目もかなり引き締まります
初めての交換では力任せで大変難儀でしたが、コツさえ掴めばとても簡単です!
特にオフロードバイクオーナーの方は、用途によってタイヤを変えたりを気軽にできるので是非マスターしてください!
タイヤのトラブルは大きな事故に繋がりますので、ご自身で作業される場合は自己責任で、くれぐれも無理をせずにバイクショップに依頼してください
ほなまた!
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