unit社製タイヤチェンジャーを使ってタイヤ交換

D-TRACKER X

こんにちは!

マエドンです!

今回は以前より気になっていたunit社製 ロードバイク用タイヤチェンジャー UN-E1225 を使ってDトラッカーXのタイヤ交換をしたいと思います!

unit社はオフロードバイク用のツール、用品のメーカーで、主に日本を代表するオフロード用品販売店ダートフリークスさんで取り扱われています。

このタイヤチェンジャーは16インチ〜19インチ、タイヤ幅90mm〜200mmのキャストホイール、スポークホイールに対応しているので、小型から大型バイクまで様々なバイクに対応できます!

メーカーサイト

バイクのタイヤ交換はDIYでは少しハードルの高いように思いますが、コツさえ掴めば排気量関係なく要領は同じです。

ですがビート落としの作業についてはタイヤレバーだけでは歯がたたない事もありますので、タイヤチェンジャー等専用の工具を使用することをお勧めします!

バイクのとってタイヤは命を守るとても重要な部品ですので、取り付け不良等が原因で転倒、重大な事故につながる可能性もありますので、作業に自信がない場合は無理をせずバイクショップに相談し、自己責任でお願いいたします。

早速やってみましょう!

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タイヤチェンジャーを組み立てる

思っていたより重く大きい箱に入っていました。

箱を開ける瞬間はいくつになってもドキドキしますね!

付属品等を確認して組み立てていきます!

完成です!

思ってたよりでかいです!

ヘキサゴンレンチ、スパナを使い、部品数もあまり多くないので10〜15分ぐらいで組み上がりました。

この手の専用工具は安っぽく一回きりで壊れてしまいそうなものも多いのですが、重量感もありしっかりしているので剛性にも期待できそうですね!

センターシャフトが14mm、19mmと2種類付属しており、上から押さえ付ける部品(シャフトコーンという名称らしい)を使用し様々なアクスル径のホイールに対応できます。

ちなみにDトラッカーXの場合はフロントで14mm、リアで19mmのシャフトを使用しました。

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今回交換するタイヤについて

今回新しく装着するタイヤはDトラッカーXの純正タイヤに採用されているIRC社製 RX-01です。

〜タイヤサイズ〜
フロント 110/70-17
リア 130/70-17

以前はリアに140幅のラジアルタイヤにチューブを入れて使用していたのですが、用途のほとんどが直線の通勤ですので純正タイヤに戻すことにしました。

せっかくタイヤを外すので今回はチューブ、リムバンドも交換してリフレッシュしたいと思います!

タイヤチューブ、リムバンド共にDUNLOP社製の物を使用しました。

タイヤチューブサイズ
フロント 110/70-17
リア 130/70-17

リムバンド
フロント 30-17
リア 45-17

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リアホイールを外す

写真では分かりづらいですが、タイヤ中心の溝がほとんどなくツルツルです。

ここまで使うとかなり危険な状態ですので、早めの交換を心がけましょう。

車体からリアホイールを外して行くのですが、メンテナンススタンド等で車体を持ち上げる前にリアアクスルを緩めておきましょう。

割りピンを抜いてアクスルナットを緩めます。

この際チェーンアジャスターの位置も印を付ける等して覚えておきましょう。

車体を持ち上げてリアホイールを取り外します。

タイヤ交換の作業中にバイクが倒れないよう十分注意しましょう。(倒すと本当に大変です)

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タイヤチェンジャーでビートを落とす

タイヤチェンジャーに19mmのシャフト(太い方)をセットしてリアホールを嵌めます。

付属のシャフトコーンで押さえつけて固定します。

チューブのムシを抜きます。

ラジオペンチやマイナスドライバーで外す方もいらっしゃるようですが、ムシを壊してしまい空気漏れの原因にもなります。

ご自身でタイヤのメンテナンスをされる方はあまり高い物でなくて良いので、ムシ回しは絶対に持っておいた方が良いです。

一枚目写真の矢印部のブレード位置を調整し、ハンドルを下ろしてビートを落とします。

ハンドルが長く頑丈な作りになっているので、簡単にビートを落とすことができました。

ホイールを回して少しずつ位置を変え、タイヤ一周分のビートを落とします。

片側のビートが落とせたらホイールをひっくり返して反対側も落とします。

こんなに簡単にビートが落とせるなら早く用意すればよかったです。

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タイヤをホイールから外す

いよいよタイヤを交換して行くのですが、今回用意したのはタイヤレバー(2本は欲しい)、リムプロテクター(最低でも2個は欲しい)、ビートクリームです。

ビートクリームは大量に入っている商品が多いのですが、頻繁に使うものではないので容量の少ないものを選びました。

今まで3種類程タイヤレバーを使ってきましたが、デイトナ社のタイヤレバーは先端部分が平たくて薄く一番使いやすくお勧めです!

リムプロテクターをセットしてタイヤを捲りあげます。

今回使用したリムプロテクターはカチッと嵌め込みやすく、取り外しもスムーズなのでかなりお勧めです!

1本でタイヤが元の位置に戻らないように抑えながら、もう1本のレバーでタイヤを捲り上げます。

この繰り返しでどんどんタイヤを外していきましょう!

片側1周外れました。

タイヤが片側外れたので、あらかじめ空気を抜いていたチューブを取り出します。

チューブって意外に重量あるんですね。

続いてタイヤの反対側を外して行くのですが、先ほどはホイールからタイヤを外しましたが、今度はタイヤからホイールを引き抜くイメージです。(語彙力すみません)

リムプロテクターをどこでも良いので、両サイド同じ位置に取り付けます。

タイヤレバーを写真の様に外側から突っ込み、タイヤからホイールを引き抜きます。

今回長めのタイヤレバーを用意していたので、力も入りやすくスムーズに作業できました。

ホイールがタイヤから半分ほど出てきたら、あとは膝でタイヤを押さえて力技で引き抜きましょう。

あまり力を入れすぎると怪我やホイールのキズの原因になりますので、十分に注意をしてください。

無事にホイールを取り出せました。

タイヤの滑りが悪くタイヤが外れにくい場合は、ビートクリームを使用して下さい。

今回はリムバンドも交換をしますので、取り外します。

あまり頻繁に取り外すものでは無いので、この機会に汚れや錆を落としておくと良いでしょう。

チューブバルブの穴の位置を合わせて、リムバンドを取り付けます。

今回は純正品を使わなかったのですが、サイズもぴったりでした。

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タイヤを取り付ける

ビートクリームにスポンジが付属していたので、スポンジを使って新しいタイヤにビートクリームを塗っていきます。

表面だけでなく裏面にも丁寧に塗っていきます。

今回使用したビートクリームは、気温も高かったのもありますがとても塗りやすく、あと3回ぐらいはタイヤ交換できるぐらいのちょうど良い量ですので、本当にお勧めです。

いよいよ新しいタイヤを入れるのですが、タイヤには向きがあり大抵の場合タイヤの側面に矢印が書いてあります。

この矢印はバイクの進行方向になりますので、間違えたらやり直しですので絶対に間違えない様にしましょう!(僕は過去に2回ほどやってしまいました)

ビートクリームを塗り、進行方向を確認できたらホイールの片側を入れていきます。

最初の片側はタイヤを地面に置き、ホイールを斜めに入れるとすんなり入りました。

他社種のタイヤ交換でも毎回片側はスルッと入ってきましたが、もし入らない場合はタイヤレバーを使って入れてください。

タイヤの側面に矢印のような、エアバルブがくる場所の目印があります。

チューブを入れる前にホイール側の穴と大体合わせておきましょう。

チューブを入れやすい様に軽く空気を入れます。写真のように本当に軽くで良いです。

チューブを再利用する方はこの段階で必ず空気漏れが無いか確認しておきましょう。

チューブを入れてバルブも装着できたら、バルブがホイールの中に戻らないようにナットを付けておきましょう。

これ途中で戻ったら悲劇です。

タイヤレバーでチューブを破ってしまわないように、チューブが装着できたらムシを抜いておくことをお勧めします。

いよいよタイヤを嵌めて行くのですが、このunit社製タイヤチェンジャーには写真の様にタイヤレバーを固定できるようになっています。

タイヤ交換の経験者の方には伝わると思いますが、タイヤを押し込んでは違う箇所が外れるの繰り返しで、一人で交換するには両膝で押さえつけながらの作業が非常に大変です。

このレバー1本あるだけで作業効率が格段に上がりますので、これ考えた人天才です。

固定のタイヤレバーの横からタイヤを入れていきますので、リムプロテクターを入れていきます。

タイヤレバーでグリッとホイールに入れます。

今回は固定用のタイヤレバーの他に2本用意してありますので、1本で押し込んだタイヤが戻らないように押さえながらもう1本のレバーでその先のタイヤを入れ、その繰り返しでどんどん進んでいきましょう!

タイヤレバーを入れる場所には必ずリムプロテクターを使用し、チューブを噛み込ませないように焦らずゆっくりがコツです。

すみません作業に夢中になりすぎていきなり完成の写真になってしまいました。

最後の方で「どう考えても入らんやろ」となってしまった場合は、無理やり力で嵌めようとするとホイールに傷を付けてしまう場合があるので周りがしっかり落とし込んであるかを確認しましょう。

特に最後に残った部分の反対側が落ち切っておらず、入らない場合が多いので注意して下さい。

ムシを装着し空気を入れます。

ビートが入る「パン!」という大きい音がするまで空気を入れます。

ビートが全て入っていることを確認し、リア指定空気圧(225kPa)に調整して終了です。

フロントも同じ手順でやっていきましょう!

フロントアクスルもリア同様、転倒防止のためメンテナンススタンドを下ろした状態で緩めましょう。

フロントホイールを外します。

ビートを落とします。

DトラッカーXは前後共にホイール径が17インチのため、ブレード位置はそのままでいけました。

タイヤレバーでタイヤを外していきます。

あっという間に外れました!

どんどんいきましょう!

社外品のリムバンド、フロントもぴったりです。

やっぱり新品はいいですね。

タイヤが入りました!

タイヤ幅の関係と本日2本目ということもあり、フロントホイールの方がリアよりも簡単に脱着をすることができました。

ビートが入るまで空気を入れ、フロント指定空気圧(200kPa)に調整して完成です!

このビートが入る「パンっ!」という音がたまりませんね!

タイヤを取り付けて本日の作業終了です!

タイヤが新品になると引き締まりますね!

新品のタイヤはとても滑りやすいので皮剥きが終わるまではスピードに注意をし、空気圧についてもこまめにチェックする様にしましょう。

今回unit社製タイヤチェンジャーを使用しての感想としては、ビート落としはもちろんタイヤレバーでの脱着の際にしっかりホイールを固定できるので、かなり作業効率が上がりました。

今まで木材などを床に引いて動かないように膝で押さえながらの作業でしたので、ホイールがずれて力が入らなかったり木材がずれてしまいキズがついてしまったこともありました。

本体に重量がありかなりしっかりしているので、作業台として安心して力を入れることができました。

16〜19インチ、幅90〜200mmまで幅広く対応できるので、自分でタイヤ交換に挑戦したい方に是非お勧めです!

冒頭にも書きましたがタイヤの取り付け不良は大きな事故につながりますので、自身の無いかたはバイクショップに交換を依頼して下さい!

ほなまた!

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