ギアオイル ドレンボルト修正

KDX125SR

こんにちは!

マエドンです!

好調なKDXですがギアオイルを交換する際にドレンボルトが締まり切らない症状があり、案の定ドレンボルトをつたってオイルが漏れてきました。

他車種にも共通することですが、原因としてはドレンボルトを締めすぎてエンジン側のネジ穴が潰れてしまうものです。

このまま放って置くと走行中に漏れたオイルを後輪で踏んでしまったり、最悪エンジンを壊してしまう場合があるので修理したいと思います!

早速やってみましょう!

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ギアオイルを抜く

エンジンの下のドレンボルトを外しオイルを抜きます。

少し見づらいですがボルトにオイルが滴っています。

出が悪い場合はオイル注入口の蓋を外します。

エンジンを少し温めた方が抜けやすいですが、熱すぎるとオイルが勢いよく出てきて火傷する可能性がありますので注意して下さい。

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ドレン穴を拡大する

今回はネジ穴が潰れてしまっているので穴を拡大し、ネジ穴(以下タップ)を切り直す方法で修理します。

純正M10のボルトに対し、M12のボルトに変更する作業になります。

ステップドリルとショートドリル、ラチェットタップハンドル、M12x1.5のタップを用意しました。

ステップドリルを使って10mmに拡大します。

12mmのところまで行ってしまうと取り返しが付かないので、慎重に拡大します。

10mmに穴が広がりました。

斜めにドリルを入れてしまうとオイル漏れの原因になるので、垂直に入れて下さい。

続いてタップ指定の下穴径10.5mmのドリルを使い、10mm→10.5mmへ拡大します。

削りカスを除去し、下穴の準備は完成です。

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タップを切る

今回新しく使用するドレンボルトはM12(太さ)のP1.5(ネジ山のピッチ)というサイズのものですので、それにあったタップでねじ山を作ります。

ラチェットにタップをセットし、時計回りにゆっくりと垂直にねじ込みます。

これでネジ穴が完成したので、削りカスを除去し綺麗にしましょう。

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オイルを入れる

新しいドレンボルトを締め込みます。

締め込みすぎるとまたネジ穴が潰れてしまうので、注意して下さい。

メーカー指定オイル量の800mlのオイルを入れ、オイルレベルを確認に作業終了です。

今回ヤマハのギアオイルを使用しました。

試運転をしオイル漏れが無いかを確認して下さい。

オイル漏れがある場合は、シールテープ等をドレンボルトに巻いて処置をして下さい。

少しでも下穴を斜めに開けてしまったり、楕円に開けてしまうとオイルが漏れてくるとても繊細な作業となります。

オイルが漏れ続けると焼き付き等、大きな故障の原因になりますので作業が難しい場合は無理せずバイクショップに依頼しましょう!

ほなまた!

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