こんにちは!
マエドンです!
今回はDトラッカーシリーズでは定番のメンテナンス、カムチェーンテンショナーをしてみたいと思います。
走行距離を重ねていくと、クランクとカムを繋ぐカムチェーンが伸びていきます。
カムチェーンが伸びることで遊びが増え、テンショナーやガイドにチェーンが接触し、エンジンから音が大きくなっていきます。
これ放っておくと、最悪カムチェーンが切れてしまったり、点火タイミングにズレが生じる可能性もありますので、「最近距離も伸びてきてエンジン音が大きくなったな」と感じる方は一度確認してみて下さい。
音の種類としては「シャー」とか、ひどい場合は「ガー」とかです。
表現が下手で申し訳ありません。
早速いってみましょう!
カムチェーンテンショナー取り外し
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今回調整するカムチェーンテンショナーは、車体みを跨って右側のヘッド部分から飛び出ているパーツです。
シュラウド等外さなくても作業可能です。
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まずは真ん中のボルトを外していきます。
![](https://maedonblog.com/wp-content/uploads/2022/06/B4E64A58-E91F-4326-9D14-716C19095896.jpg)
真ん中のボルトを外すとスプリングが飛び出てきますので、飛び出さないようにゆっくりスプリングも抜いていきます。
![](https://maedonblog.com/wp-content/uploads/2022/06/52395CF7-5295-47AB-934B-3CA54C959465.jpg)
続いて両サイドのボルトを外していきます。
両サイドのボルトにはスプリングは入っていません。
![](https://maedonblog.com/wp-content/uploads/2022/06/8BD3756E-3414-4D8F-B9CE-EB5DA531BCA1.jpg)
ボルトを3本外すと、本体が外れますので慎重に外していきます。
![](https://maedonblog.com/wp-content/uploads/2022/06/16065640-5C25-479E-89FC-F83A0DB0B161.jpg)
全て外れました。
オイルでかなり汚れていますので、組み付ける前にパーツクリーナー等で洗浄してから組み付けましょう。
カムチェーンテンショナー調整
![](https://maedonblog.com/wp-content/uploads/2022/06/5CA9FD41-6E7A-4ED7-BE0F-B414A2A4FA78.jpg)
本体のチェーンを押している部分をマイナスドライバー等で、矢印の方向に押し出すと「カチッ」という音がします。
あまり力を入れすぎるとチェーンを押す部分が出過ぎてしまい、一方通行で戻すのが困難ですので力加減には注意しましょう。
![](https://maedonblog.com/wp-content/uploads/2022/06/FC6206FD-9FCF-4463-AC67-E26F622409DB.jpg)
調整が終わると逆の手順で組み込んでいきます。
両サイドのボルト締め付けトルク 9.8Nm
調整の目安としてはあまり何コマも押し出すものでは無いので、1コマ押し出すごとに取り付けてエンジン音確認をしていき、音が静かになったらオッケーです。
僕の場合は2コマで音がかなり小さくなったので、2コマで終了しました。
まとめ
走行距離が伸びてくると必ず調整が必要になてくるパーツですので、エンジン音にが大きくなった場合なんかにチェックしてください。
カムチェーンの緩み過ぎも問題ですが、逆に締め過ぎもカムチェーンが切れてしまう可能性もありますのでご注意ください。
作業自体は難しくありませんが、エンジン内部の重要なパーツですので無理せずに、自信のない方はバイクショップにご相談ください。
ほなまた。
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