AIキャンセル、豚鼻装着

D-TRACKER X

こんにちは!

マエドンです!

今回はカワサキ車の定番カスタム、AIキャンセルについて書きたいと思います!

FI(フューエルインジェクション)車では効果が見られない等のネガティブな意見がみられますので、僕の乗っているDトラッカーでもFI車(DトラッカーX)でのレビューはキャブ車に比べると非常に少ないので、実際の取り付け方法、感想等をご紹介できればと思います。

早速いってみましょう!

スポンサーリンク

取付車両の仕様について

取付車両ですが、DトラッカーX(2009年式)で、定番の吸気カスタムである通称「豚鼻」が取り付けてある以外はインジェクター、エアクリーナー、ECU等も純正の状態です。

マフラーは純正ですが、豚鼻装着による吸気量アップのためプラグは白く、アフターファイヤー、エンスト等の燃調が薄い症状が出ていたため今回キットを取り付けるに至りました。

スポンサーリンク

豚鼻について

Dトラッカーシリーズの定番吸気カスタム通称「豚鼻」エアクリダクトについてはカワサキ他車種の純正部品流用カスタムです。

ダクト、インレット 14073-1577

KDX250の他、レース用車両に使われていたダクトで、吸気香が純正のものよりも大きく吸気効率の向上が期待できます。

現在もカワサキ純正部品取扱店で注文可能です。

取り付け自体は特別な工具等も必要なく、純正ダクトを引き抜き、豚鼻を入れるだけですので簡単な作業でした。

純正と比べるとかなり穴が太く、吸気量もかなりアップしそうな見た目です。

スポンサーリンク

AIキャンセルとは

AIキャンセルとは、カワサキが独自に採用している「KLEEN」システムを排除するカスタムです。

平成12年二輪排出ガス規制に適合するために、排出ガスをキレイにする目的で作られた機構であり、平成12年以降の国内モデルにはこのKLEENが採用されています。

その仕組みについては、エンジンの中の未燃焼ガスをエアクリに戻し、新鮮な空気と一緒に再燃焼させる(間違っていたらすみません)というものの様です。

よくネットでは「アフターファイヤーが無くなる」「燃費が良くなる」「セッティングが出やすい」「FI車には無意味」等、様々な意見が散見されます。

僕自身も以前KLEEN採用のエストレア(キャブ車)のAIキャンセルをした経験があるのですが、燃調がガラッと変わり、再度セッティングをした際にかなりセッティングがしやすくなった経験があります。

現行で購入できるAIキャンセルのキットについては、ヤフオクやAMAZONで販売されているタイプと、オフロードバイクで有名なショップ、SELECTIONさんのオリジナルブランドSPEEDTECH社製の2択ではないかと思います。

個人的にSPEEDTECH社製のパーツは好きなのですが、シリンダーヘッドについているリードバルブのキャップ部分を交換するタイプの見た目が気に入り、ヤフオクやAMAZONでえ販売されているタイプにしました。

スポンサーリンク

AIキャンセルキット取り付け

まずはシート、シュラウド(左側だけでOK)を外していきます。

外し方については別の記事でも紹介していますので参考にしてください。

まずシリンダーヘッドに付いている取り出し口のキャップを外していきます。写真のラジエーターホースの裏ぐらいです(わかりづらい写真ですみません)

取り外す工程の写真を撮り忘れてしまい、もう既に外れてしまっています。すみません。

作業する隙間が狭く、作業しづらいですが8mm長めのレンチ(メガネレンチ等)でボルトを2本外し、ラジエーターに引っ掛かっているエアサクションバルブ(黄色丸の装置)からカプラーを外し、エアクリへと繋がっているホースをたどっていき、取り外します。

本当に大事な工程の写真が無くすみません。そんなに難しく無いので安心して下さい。

今回取付けるのはこちら。

インジェクション、キャブ車両方に対応しており、キャブ車用のメクラホースも付属しています。

ガスケットが付属していませんので、純正部品を用意して下さい。

ガスケット、エアサクションバルブ 11065-1886

説明書通りにプレート、ガスケット、リードバルブ、ガスケットの順に取り付けます。

今回プレートとリードバルブの間のガスケットは新品に交換し、年のため液体ガスケットを塗り、組み付けました。※プレート、ガスケットには向きが決まっていますので注意してください。

車体の両サイドから付属のボルトを締め付け、取り付けます。

締め付けるための隙間が狭いため工具で周りの部品に傷をつけないように、タオルやマスキングテープを使って、養生してから作業するようにしましょう。(僕はエキパイをガリっとやってしまいました)

今更ですが付属のボルトではなく純正ボルトを再利用した方が作業しやすかったかもしれません。

取り外したエアサクションバルブですが、カプラーを外したままにしておいてしまうと、FIランプが点灯しエラーが出てしまいますので、対策としてはホースを外した状態でいいので、エアサクションバルブを元の位置に戻しておきましょう。

赤丸のカプラーを取り付け、黄色丸のステーにぶら下げます。

ピントが合わず見づらいですが、こんな感じです。

エアクリから抜いたホースの代わりに、付属のキャップを取り付けます。

純正のホースバンドではガバガバでしたので結束バンドで外れないように締め付けました。

以上で取り付けは終了です。

スポンサーリンク

レビュー

今回AIキャンセルを取り付けてみて、燃調が薄い症状が軽減されたのを体感できました。

アフターファイヤーは軽減され、アイドリングも以前より安定し、燃調が少し濃くなったのか、排気音も以前の乾いた様な音が、少し太くなった様に思います。

とはいえ、上記の僕のバイクの仕様でもまだ若干アフターファイヤーが残り、まだ薄い症状が出ているため、「アフターファイヤーが無くなる」という商品ではありませんでした。

セッティングのしやすさについては、FI車のため実感できていませんが、アイドリングの調整に対して反応が良くなった印象です。

バイクの見た目、排気音が大幅に変化するパーツではありませんが、こういった目立たない部分からコツコツカスタムしていくのも、バイクへの愛着が増し、バイクライフを楽しむことに繋がるのではないかと思います。

これからもいろんなカスタムを紹介していきたいと思います。

それでは。

コメント

タイトルとURLをコピーしました