CT110 レストア⑨ デカール〜ブレーキロッド

CT110

こんにちは!

マエドンです!

今回は以前に作業をしていたブレーキロッド周り、デカールを貼っていきたいと思います!

デカールとはタンクやカウルに貼ってあるステッカーで、ブランド名や車名、デザイン等大きさも様々です

CT110は赤いボディに大きめのデカールが前後にドン!ドン!と貼ってあり、シンプルな見た目なのでとても重要になっています

カバー類もデカールも劣化しきっているので、新調をしていきたいと思います!

早速やってみましょう!

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デカールについて

今回使用するのはMINIMOTO社製のHonda CT110ハンターカブ Trail 1984-86 9pcsセットです!

CT110の1984〜1986まで使用されていたものをMINIMOTOさんが復刻させたもので、純正のデカールはもう廃盤になっているようです

ちょっと他の人のCT110と違う見た目にしたい方におすすめです!

両サイド、フレームカバーはもちろん細かいところまでフルセットとなっています

一般的なCT110は両サイドのデカールが「CT110」となっていますが、こちらは「Trail110」となっています

厚みのある素材で純正にも劣らない質感となっていますので、耐久性にも期待できそうですね

この年代のCT110には今も高値で取引されているガソリンサブタンクが付いていたモデルなので、サブタンク用のデカールも付属しています

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デカールを貼る

車両右側のサイドカバーが劣化し割れていたので新品を用意しました

純正部品番号
83600-459-910ZA

こちらのカバーはとても劣化しやすいので、純正部品が出るうちに交換しておきましょう

貼る部分の油分が残っているとうまく引っ付かないので、シリコンオフや洗剤で油分を拭き取ります

パーツクリーナーを使用する際は塗装にダメージを与えてしまうので、塗装面にはおすすめしません

接着面に少し中性洗剤を混ぜた水をたっぷり吹き付けます

これをすることで張ってからの位置の微調整ができ、キレイに貼れます

位置を調整したら中心から外側に向かって気泡を抜いていき、写真ではみにくいですが保護フィルムを剥がします

中々キレイに張れました

とても張りやすく質感も良いです

エアクリボックスにも同じ要領で貼り付けます

油分除去をしっかりし、先ほどのサイドカバーよりも表面が湾曲しているので気泡が残らないように注意しましょう

続いてメインフレームカバーです

こちらもまだ純正部品が出るので新調しました

純正部品番号
64301-102-670ZE

古いほうも味があって良いのですが、やはり新品の艶は気持ちがいいですね

HONDAロゴをカバーの下部と平行になるように貼ります

こちらのサイドは凹凸が少なく貼りやすかったです

反対サイドも同じ要領で貼ります

こちらはキャブレターが納まる部分が盛り上がっているので何度か貼り直しました

水をたっぷり霧吹きをして慎重に位置決めをしましょう

メインフレームカバーも完成です

メインキーが納まる穴を基準にして取り付けボルトを締めていくとうまく嵌ります

右側のフレームカバーを押さえる金具が欠品していたので注文しました

純正部品番号
94030-10000 ナット
64348-459-670 金具

金具の取り付け方法で写真のようにカバーの外側に付けている方と、内側に付けている方がいましたが、外側から付けているおそらく公式の写真を見つけましたのでおそらくこれで合っています

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リアブレーキロッド組み立て

現状ではリアブレーキが動作しない状況ですので必要なパーツを注文しました

ブレーキの構造は基本一般的なカブと同じです

純正部品番号(左側より)
95015-42000 アジャストナット
95015-32001 タイコ
95014-73100 スプリング
92811-10000 アームボルト
93434-386-000 ゴムワッシャー

スプリングをロッドに通す→ブレーキアームにタイコを装着→タイコの穴にブレーキロッドを通す→調整用ナットの装着の順番で組み立てます

アームが少し外側に曲がっていたので内側に補正しました

ブレーキパネルの裏側から固定ボルトを入れ、アームとの間にゴムワッシャーを挟みます

ボルト穴の裏側は6角のボルト頭がきっちり嵌まるようになっています

ワッシャー、ナットで固定し完成です

ボルト、ナットとブレーキアームが干渉してしまうかと思いましたが、ブレーキロッドの調整ナットを締め込んでいくと干渉しませんでした

あとはブレーキペダルを踏んで遊びを調整してください

いかがでしたでしょうか

バイク用のデカールは丈夫に作られているので、空気が入ってしまっても何回かは張り替えられるので焦らず慎重に貼り付けましょう

今回は純正風デカールの貼り付けでしたが、デカールは気軽にカスタム、ドレスアップができるので、是非挑戦してみてください!

ほなまた!

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