こんにちは!
マエドンです!
今回はサイレンサーの錆が酷くなってきたので塗装でリフレッシュしたいと思います!
最近停車時にサイレンサー出口からオイルが落ちてくるようになってきました
これも2ストバイクの宿命ですが、サイレンサーの中にオイルが溜まっていくので定期的に掃除をしてやらなくてはなりません
ケミカル等でオイルを落とす方法もありますが、焼いて落とす方が効果的とのことですので今回は焼いてやろうと思います
サイレンサーを焼くと塗装がボロボロになってしまうので塗装は必須になります
早速やってみましょう!
サイレンサーを外す

右側のサイドカバーを外しサイレンサー上部の2本のボルトを外します

ツールボックスのカバーを外すとチャンバーとの接合部が見えるので、両方のネジを緩めてサイレンサーを後方に引っこ抜きます
サイレンサーを焼く

焚き火の中に入れたり、BBQコンロで焼いたりするのが効率が良いみたいですが、症状が軽いのでトーチバーナーで炙りたいと思います
いつもキャンプで使っているやつですが、レストアでも役に立つので持っていない方は是非
火事にならないよう気を付け、かなり煙が出ますので近所迷惑にならない広い場所で焼きましょう


チャンバー側から着火
モクモク煙が出てきました

側面も念入りに焼いていきます

出口を炙るとかなり煙が出てきました
一生煙が出てくるので2時間程焼いて煙が少なくなったタイミングで終わりにしました


少し放置してサイレンサーが冷めたらハンガー等で焼けたカーボンを掻き出します
特にサイレンサーとチャンバーを繋ぐパイプの部分は、径が細く詰まりやすくなっているので重点的に掻き出しましょう

中々出てきましたね

プラハンでサイレンサーを叩いたりして根気よく掻き出します
トーチバーナーで焼くのはかなり非効率でしたので、次回からは焚き火に突っ込みたいと思います
サイレンサー塗装

耐水ペーパーで足つけをしていきます
320→600と番手を上げて表面を整えます

中性洗剤でしっかり汚れ、油分を落とします
油分が残っていると塗装をはじいてしまうので念入りに洗いましょう

吊るしてしっかり乾かします
塗装はパーツを吊って行った方が塗りやすく、乾かしやすいので、ニトリ社製の洗濯物掛けに吊って塗装しています
軽くて折りたたみも出入るのでパーツ塗装の際に重宝しています

サイレンサー、チャンバー、エンジン等高温になる部分には耐熱塗料を使いましょう
今回は使用するのはいつも使わせていただいているオキツモ社製の耐熱塗料です
各色ラインナップがありますが、塗装する場所への耐熱温度で選びましょう
サイレンサーはシリンダーやチャンバーに比べて高温になることはありませんが、今後チャンバーも塗装した時のため500℃まで耐えれる半ツヤを選びました
とても塗りやすく色が出やすいのでオススメです

脱脂をして少しずつ重ね塗りをします
メーカーサイトより常温乾燥で24時間させたあと180℃で20〜30分程で完全硬化するようです

24時間の常温乾燥後、車体に取り付けて完成です
塗装表面は乾いていますが完全には硬化していないので、傷が使いよう気を取り付けましょう
サイレンサー部分は高温になりますので走行しているうちに硬化していくようですが、季節やセッティング等で温度が上がりきらない場合はヒートガン等で根気よく温めましょう
※車体に取り付けたままヒートガンで温める際は、エンジンを止めた状態で行いましょう
排気音も以前より乾いたような音で、吹け上がりも良くなったように感じますので効果があったように思います
ついでなのでチャンバーも一緒にやればよかった…
ほなまた!
コメント