こんにちは!
マエドンです!
前回までの記事でエンジン、吸気系の点検が終わり、走る準備はできました!
せっかく元気になったエンジンですがその動力を最終的にタイヤに伝える部分がダメだと動力がうまく伝わりません!
そこで今回はチェーン、スプロケットの交換をしたいと思います!
消耗品であり定期メンテナンスの必須項目ですので是非マスターして下さい!
早速やってみましょう!
チェーンを外す
ラジオペンチ、マイナスドライバー等でクリップを外します。
さびで固着している場合はKURE5-56等をスプレーして少し時間を置いてみましょう。
クリップが外れたらジョイントリンクを抜きます。
古いチェーンを抜き取りましょう。
僕は勢いよくやりすぎて顔にチェーンが当たりました。
リアスプロケを交換する
スプロケットを外すためには車体からタイヤを下ろさないと作業ができないので、ナットを緩めてシャフトを抜き取ります。
せっかくシャフトを外したので、いつもお世話になっているピカールで磨きグリスを塗って置きましょう。
シャフトを抜くとタイヤが外れます。
メンテナンススタンドやジャッキアップしている場合は、バランスを崩して車体を倒さないように十分に注意しましょう。
スプロケは6本のボルトで固定されているので取り外します。
この取り付けボルトは強いトルクで締められており、特に古いバイクの場合は固着している場合が多いので無理に外そうとしてボルト頭を潰さないように注意しましょう。
僕は困った時にはWAKO’S社製のラスペネを使います。
ボルトが外れたらスプロケを外します。
ここでも固着して取れない場合があるので、下からハンマーでコンコン叩いて外します。
前オーナーがDRC社製の54丁を使用していましたが、今回は純正サイズの52丁へ交換します。
形も色もDRC社製の方が好みでしたが、純正丁のメーカー在庫が無かったため純正部品を注文しました。
リアスプロケット 42041ー1350
スプロケットを取り付けます。
対角に交互に少しずつ締め付けていきましょう。
ボルト頭が潰れている場合、次回交換時に外せなくなる場合があるので交換しましょう。
チェーン取り付け
スプロケットを交換できたので、逆手順でタイヤを取り付けます。
リアブレーキキャリパーをセットし、ブレーキローター位置を確認しながらスイングアームの間に入れます。
シャフトを入れてナットを締めします。
チェーン装着後、張り調整をするためここでは仮締めで大丈夫です。
今回はEKチェーン社製のノンシールチェーン、428SR 132Lを使用しました。
KDX125SRの純正チェーンは428(サイズ)の132リンク(長さ)なので、チェーンのカットも必要なくそのまま使用できます。
指を挟まないようにチェーンを這わせていきます。
新品のチェーンは錆防止のためにオイルが塗られていますのでゴム手袋は必須です。
一周したらジョイントリンクを裏から入れます。
蓋をしてクリップを止めたら取り付け完了です。
タイヤを何周か手で回し、問題なければチェーンの張りを調整します。
写真矢印の方向にアジャスターを回すとチェーンが緩み、逆方向に回すと引っ張ることができます。
指でチェーンを持ち上げ、中心線の上下3cm程の遊びができるように調整して完成です。
チェーン交換についてはDトラッカーのチェーン交換記事でも詳しく解説していますのでそちらも参考にして下さい。
以上スプロケ、チェーンの交換を終了しましたが、駆動系のリフレッシュは走りはもちろん見た目もリフレッシュすることができます。
特にオフロードバイクの場合、用途によってスプロケットのサイズを交換したり、林道を走る場合にはチェーンのメンテナンスは必須になってくるので是非マスターして下さい!
次回はリアブレーキパッドを交換したいと思います!
ほなまた!
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