こんにちは!
マエドンです!
前回キャブオーバーホールの記事で取り外していたエアクリーナーボックスですが、フレームへの固定部分が破損しており針金で吊っている状態でした
通常であればエアクリーナーボックスは外装の中に隠れていることが多いですが、CT110の場合は剥き出しで外装の一部になっています
ステー類も破損して取り付けができない状態なので新品に交換し、見た目も走りもリフレッシュしたいと思います!
早速やってみましょう!
エアクリーナーボックス分解
まずは既存のエアクリーナーボックスを分解していきます
このボックスやゴム類の劣化の様子では、中身も中々大変なことになっているでしょう
ナットを外して蓋を開けます
中蓋がありました
金属部分にひどい錆も無く再利用できそうです
スパナで蓋を開けるとスポンジのフィルター部分が見えました
見るからに潤いが無くパサパサです
触るだけで粉々になってしまうので屋外へ移動しました
フィルターが完全に風化してるので交換ですね
フィルターを取ると芯が見えます
ボックスからダクトを外して引き抜きます
ダクトも経年劣化でカチカチになっていたので外すのに苦労しました
この芯の部分はまだ使えそうなので再利用します
エアクリーナーボックス組み立て
カチカチのダクトを新品に交換します
純正部品番号
17253-459-671
グリスを少量塗って芯を差し込みます
ボルト穴がある方が上側です
ボックス本体も新品に交換します
純正部品番号
17231-102-671ZD
ボコボコのバキバキですね
フレームへの固定部分が全滅してました
CT110のエアクリーナー本体は完全に専用品なので、同じように割れている方は新品で買えるうちに買っておいた方がいいですね!
予備も買っとこかな
少量グリスを塗って芯を入れます
間違えたかと思うくらい色が違いますね
バンドは再利用するので汚れを落としておきます
動きが悪かったり切れている場合は交換しましょう
問題のフィルターを交換します
落としただけでこんなんなりました 笑
古いフィルターを取り除いて汚れを落とします
たわしで擦ってみたのですが、網目に毛が刺さって切れてしまうのでブラシ等がオススメです
フェルターはもちろん新品に交換
新品はフカフカで気持ち良いですね!
純正部品番号
17211-102-720
いつもお世話になっているLAVEN社製のエアフィルターオイルをたっぷり吹き付けます
一般的にはフィルターにオイルを浸すのですが、スプレー式なので本当に楽チンです!
本当にオススメ!
フィルターを入れて中蓋を入れます
蓋も変形、変色してたため、せっかくなので新品に交換します
純正部品番号
17232-102-010ZD
エンド側のダクトも新品に交換します
純正部品番号
17251-102-010
少量グリスを塗ってバンドを取り付けましょう
組み立て完成しました!
こんなに綺麗になったのに、バンドも変えればよかったですがそれはまたの機会に
エアクリーナー取り付け
エアクリーナー前方の取り付け部分に、旧ボックスの残骸が残っていました
気をつけないとこういう風に割れてしまうんですね
ボックス後方の取り付け部分の専用ボルトが元々付いていなかったので、ボルト、ワッシャー、スペーサーで代用したいと思います
良い感じに入ったのでしばらくこれで様子をみましょう
前方取り付けボルトもしっかり入りました
エンド部のバンドが無かったので注文しました
純正部品番号
95018-46250
ボックスの蓋を取り付け、CT110のエアクリーナーボックスのエンド部分はキャリアに繋がっていますので差し込んで完成です!
吸気位置を上に上げることで悪路にも対応できるとかできないとか…
個性的で良いです!
今回はエアクリーナーボックス一色を交換しましたが、全て純正部品を使用しても思ったより費用も掛からなかったです!
CT110もタマ数が多いとはいえ発売から30年以上経っており、今回も見ていただいた通り一般的なカブシリーズのパーツでは代用できない専用部品ばかりです!
まだこの記事を書いている時点現在ではまだ部品も出ますので、特に外装部分についてはこの機会に是非交換することをお勧めします!
次回はいよいよガソリンを入れてエンジンを始動させたいと思います!
無事エンジンはかかるのか!?
ほなまた!
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