クーラント逆流

KDX125SR

こんにちは!

マエドンです!

前回までの記事で一通り点検も完了しいよいよ走り出したKDXですが、走行中クーラントが後方のリザーブタンクから大量に溢れ出て地面がびちゃびちゃに濡れていました。

クーラント量も適量でリザーブタンクのパッキンも点検しましたが問題なく、ホースの詰まりもありませんでした。

ニュートラルに入れてエンジンをかけ、リザーブタンクを除きアクセルを煽ってみると「ポコポコ」と気泡が出ています。

色々と調べてみるとどうやらエンジンのヘッドガスケット部分からクーラントのラインに空気が入ってしまう、いわゆる「ガスケット抜け」が原因のようです。

せっかくバラしたエンジンですが思い当たる節があるので点検していきたいと思います!

早速やってみましょう!

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クーラントを抜く

矢印部分のボルトがクーラントのドレンボルトになっていますので、ボルトを外してクーラントを抜きます。(抜けにくい場合はラジエーターキャップを外すと勢いよく出てきます)

クーラントは新品を入れたばかりだったので、再利用するためにボトルに移しておきました。

火傷する恐れがありますので、絶対にエンジンが冷えてから作業をして下さい!

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ヘッドガスケットの交換

ヘッドガスケットの交換はエンジンを下ろさなくても作業ができますので、まずはタンクを外します。

続いてスパークプラグ、矢印のボルトを外しキャップごとホースを外します。

先ほど外したラジエーターホースがついているキャップの下のはサーモスタットという部品が出てきます。

サーモスタットはエンジンがある程度の温度に達すると弁が開き、クーラントがエンジン内を循環する仕組みになっておりとても重要な部品です。

今回点検すると軸の部分が曲がっており、常に半開きの状態になっていたので交換したいと思います。

サーモスタット 49054ー1063

続いてヘッドカバーを外していきます。

このヘッドガスケットが今回の逆流の犯人でした。

エンジンをオーバーホールした際に使用した、社外の格安ガスケットセットに問題があったようです。

取り付けにも問題があったのかもしれませんが、今後ガスケット類は純正品を使用するようにしたいと思います。

ヘッドガスケット 11004ー1205

新しいガスケットを置き、逆工程で蓋をします。

ヘッドカバーのナットを対角に少しずつ締めます。

新品のサーモスタットを入れるのですが、向きがありますので注意してください。

矢印の楕円の穴が車体後方に来るようにセットし、ラジエーターホースの付いているキャップを取り付けます。

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クーラントのエア抜き

ガスケットの交換が終わりましたのでラジエーターキャップを外し、クーラントを入れてエア抜きという作業をします。

クーラントがエンジン内を循環する際に空気が入っていると、エンジン全体にクーラントが回らずエンジンがうまく冷却されません。

最悪の場合オーバーヒートの原因となる場合もありますので必須の作業となります。

車体を垂直に立てた状態で、クーラントを矢印の穴の面まで入れます。

エンジンをかけてしばらく放置します。

エンジンの温度が上昇してくるとサーモスタットが開き、ゴボゴボっとクーラントが動き水位が下がっていきますので、クーラントを面まで補充します。

たまにアクセルを煽り、
気泡が出てきて水位が下がる→クーラントを補充
を繰り返して空気が出なくなってくると終了ですのでエンジンを止めます。

クーラントが高温には急に飛び出てきたりしますので、くれぐれも火傷には注意して下さい。

エア抜きが終わればリザーバタンクにクーラントを入れます。

量は必ずLOW〜FULLのメモリの範囲内を守りましょう。(入れすぎると溢れます)

最後にラジエーターキャップをして終了ですが、キャップも消耗品でラジエーターとリザーバータンクの量を調整してくれる重要な役割をになっているので、古い場合は交換しておきましょう。

以上で作業は終了です。

クーラントの逆流はガスケット抜けが原因の場合が多いようですので、他車種の場合も是非参考にしていただければと思います。

今回のような冷却系のメンテナンスは定期点検の必須項目であり、水冷のバイクであれば仕組みはほぼ同じですので是非マスターして下さい!

ただやり方を間違えれば最悪オーバーヒート等の故障や事故の原因となってしまう場合がありますので、作業が難しい方は無理をせずバイクショップに相談して下さい。

ほなまた!

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